Lark-デフォルトワークプレイスとカスタムワークプレイスの違い

1. 機能紹介

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社内ポータルは、法人内のさまざまな情報や業務ツールを集約し、業務の入り口としての役割を持たせた内部向けサイトのことを指します。

ワークプレイスは、Lark 公式が提供している無料で使える社内ポータル機能であり、承認、勤怠管理、Base などの Lark 機能と高度に統合されています。Lark 公式またはサードパーティの業務アプリをワークプレイスに置くことで、業務に求められる情報にスムーズにアクセスできる動線を法人メンバーに提供できます。

Lark Pro プランまたは Enterprise プランをご利用の法人は、ワークプレイスを利用できるほか、部署・メンバー別に表示する項目・内容のカスタマイズなど、さらにパワフルなカスタムワークプレイスを利用できます。

この記事では、デフォルトワークプレイスとカスタムワークプレイスの違いを紹介します。法人のニーズに応じて、適切にお選びください。

２．デフォルトワークプレイス

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デフォルトワークプレイスを使用する場合、下図のようによく使う業務アプリをまとめて一ヶ所に置くことができます。アプリの数が多い場合、アプリを種類別にグループ化して表示することもできます。フル活用することで、業務に求められる情報にスムーズにアクセスできる動線をメンバーに提供できます。

詳しくは、はじめての Lark ワークプレイスを参照してください。

注：

• デフォルトワークプレイスは 1 件のみ利用できます。なお、ワークプレイスのレイアウトやブロックの編集はサポートされていません。

• Lark Pro プランまたは Enterprise プランをご利用の法人がカスタムワークプレイスを利用する場合、カスタムワークプレイスの利用可能なメンバー範囲の設定により、一部の利用者が利用可能な範囲に含まれない可能性があります。この場合、範囲外の利用者には、デフォルトワークプレイスの画面が表示されます。

  
  

３．カスタムワークプレイス

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機能が限定され、レイアウトが固定化されたワークプレイスと比べて、カスタムワークプレイスでは、WYSIWYG（『What You See Is What You Get』の略で、『見たままを得られる』の意味）形式のビルダー、すぐに使える多彩なテンプレート、そして豊富なブロックなどが用意されており、デスクトップ版・モバイル版・タブレット版、または部署・メンバー別に表示するアプリ・内容のカスタマイズが可能です。イメージとしては、下図のようになります。

以下では、カスタムワークプレイスを使用する利点を紹介します。

一人ひとりに合わせたカスタマイズ

法人の規模が大きい、または部署が多い場合、異なる部署・職種に応じてワークプレイスをカスタマイズすることで、一人ひとりに合わせた徹底的なカスタマイズを実現できます。

• 部署・職種別にワークプレイスをカスタマイズ

この場合、複数のワークプレイスを作成してから、ワークプレイス別に利用可能な部署・メンバー範囲を設定することで、部署・職種別に異なるワークプレイスを表示できるようになります。詳しくは、カスタムワークプレイスを作成するを参照してください。

• 同じブロックで利用者別に異なる内容を表示

ワークプレイスを 1 件のみ運用する場合でも、ワークプレイスのブロックの利用可能な範囲と表示内容のおすすめルールを設定することで、一人ひとりに合わせたカスタマイズを実現可能です。例えば、以下のような活用方法が可能です。

• 「アプリリスト」ブロック：役割・職種の異なるメンバーに異なるアプリ、アプリグループを表示できます。

• 「掲示板」ブロック：法人の経営陣や一般社員に対して、それぞれの立場に応じて、異なるお知らせ、社内広報などの内容を表示できます。

• 「コンテンツリスト」ブロック：役割・職種の異なるメンバーに異なる業務資料、社内規程などを表示できます。

異なる端末で使用可能

デスクトップ版、モバイル版、iPad 版での使用に合わせて、カスタムワークプレイスを最適化することができます。

そのまま使えるテンプレート

Lark では、ワンクリックで使い始められる、業界・役割別のカスタムワークプレイスのテンプレートが 7 種類用意されており、デスクトップ版、モバイル版、iPad 版での使用にも対応しています。

様々な場面に適したブロック

ブロックとは、「積み木」のようにワークプレイスに配置できるデータのまとまりで、利用者に見せる「内容」に当たります。例えば、「掲示板」の場合、その名の通り、連絡・告知の目的で、文字を載せたり、掲示物を貼り付けたりできるブロックです。

Lark カスタムワークプレイスでは、以下の公式ブロックを利用できます。

「トップナビゲーション」ブロック 概要：ワークプレイスの最上部に置くことで、法人ロゴや操作ボタンを表示できます。 イメージ：	「掲示板」ブロック 概要：バナー通知、社内広報などに適しています。 イメージ：	「コンテンツリスト」ブロック 概要：社内ニュース、社内規程などをリスト形式で表示可能です。 イメージ：	「よく使う項目」ブロック 概要：管理者が全員のためにアプリを追加する、またはメンバー個人が自分のよく使うアプリを追加できます。 イメージ：
「アプリリスト」ブロック 概要：業務でよく使うアプリをこちらに表示できます。グループ別にアプリを検索することも可能です。 イメージ：	「Lingo」ブロック 概要：社内用語、業界用語、社内のノウハウなどを Lingo カード形式で表示できます。 イメージ：	「Base ダッシュボード」ブロック 概要：Base のダッシュボードをワークプレイスに置くことで、データの見える化に役立ちます。 イメージ：	「ヘルプデスク」ブロック 概要：直近で利用したヘルプデスク（3 件まで）がこちらに表示されます。 イメージ：

注：「ヘルプデスク」ブロックは、ヘルプデスクサービスを有効している法人のみ利用できます。なお、「ヘルプデスク」ブロックを追加するには、「よく使う項目」ブロックで操作してください。ビルダーでの追加はサポートされていません。

上記の公式ブロックを利用できるほか、法人独自のカスタムブロックを開発することもできます。詳しくは、カスタムブロックを開発する（英語版のみ）を参照してください。

WYSIWYG 式のビルダー

利用者一人ひとりの職種・ニーズに合わせたカスタマイズはカスタムワークプレイスの最大な特徴です。このような高度なカスタマイズを実現するために、必要不可欠なのが WYSIWYG 形式のビルダーです。下図は、ビルダーの操作画面になります。

詳しくは、カスタムワークプレイスを編集するを参照してください。

ウェブページを埋め込み可能

既存の社内ポータルサイトがあり、それを直接に Lark で使用したい場合、ワークプレイスのカスタマイズ機能を利用して、ワークプレイスにウェブサイトを埋め込むことができます。その他のウェブページの埋め込みも可能です。

詳しくは、ワークプレイスにウェブサイトを埋め込むを参照してください。

種類のワークプレイスの比較

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項目	デフォルト ワークプレイス	カスタム ワークプレイス
料金	無料	有料
利用可能な料金プラン	Lark Starter、Pro とEnterprise プラン	Lark Pro と Enterprise プラン
利用・作成可能な件数	1 件	複数のカスタムワークプレイスを作成でき、同時に使用可能
公式テンプレート	未対応	通常または業界・役割別の公式テンプレート 7 種類を使用可能
ビルダー	未対応	対応
ブロックのカスタマイズ	未対応	対応
レイアウトのカスタマイズ	未対応	対応
ウェブページの埋め込み	未対応	対応