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1. 補助金制度の概要
国土交通省は、自動車事故防止と安全な自動車交通の実現を目指し、事業用自動車へのASV（先進安全自動車）装置導入を支援する補助金制度を実施しています。
2024年度（令和6年度）の補助金申請受付が2024年7月30日から開始されます。
この制度は、特定のASV装置を搭載した事業用車両を購入する際に、装置購入費用の一部を補助するものです。
2. 補助対象装置と対象車種
補助対象となるASV装置は以下の9種類です
衝突被害軽減ブレーキ（歩行者検知機能付き）
車間距離制御装置 ＋ 車線維持支援制御装置
ドライバー異常時対応システム
先進ライト
側方衝突警報装置
後側方接近車両注意喚起装置
統合制御型可変式速度超過抑制装置
アルコール・インターロック
事故自動通報システム（後付け含む）
対象車種は装置によって異なりますが、主にトラック、バス、タクシーが含まれます。
3. 補助率と補助上限額
補助率は基本的に装置購入費用の2分の1です。
ただし、貸切バス事業者で中小事業者等以外の場合は3分の1となります。
補助上限額は装置ごとに設定されており、30,000円から100,000円の範囲です。
1車両に複数の装置を装着する場合、車種ごとに以下の上限額が設定されています
トラック：200,000円
バス：300,000円
タクシー：150,000円
貸切バス（中小事業者以外）：200,000円
4. 申請期間と方法
申請受付期間：2024年7月30日（火）10:00 ～ 2025年1月31日（金）17:00
対象車両：2024年4月1日（月）～ 2025年1月31日（金）までの間に新車新規登録された車両
申請方法：TOPPAN株式会社の補助金申請ポータルサイト（https://hogo-zoushin.jp）から申請
5. 補助対象装置の詳細説明
各装置の機能概要
衝突被害軽減ブレーキ：先行車や歩行者との衝突リスクを検知し、自動ブレーキで被害軽減。
車間距離制御装置 ＋ 車線維持支援制御装置：適切な車間距離と車線維持を支援。
ドライバー異常時対応システム：ドライバーの異常を検知し、自動停止。
先進ライト：周囲の状況に応じて最適な照明を提供。
側方衝突警報装置：側方の障害物を検知し、警報。
後側方接近車両注意喚起装置：後側方からの接近車両を警告。
統合制御型可変式速度超過抑制装置：下り坂等でのスピード超過を自動制御。
アルコール・インターロック：アルコール検知時にエンジン始動を防止。
事故自動通報システム：事故発生時に自動で通報。
6. 申請時の注意点
車両購入の支払いは原則として振込、現金、小切手によること（ローン不可）。
後付けの事故自動通報システムはサブスクリプション形式での導入も可能。
申請はTOPPAN株式会社の申請ポータルサイトから行うこと。
補助対象となる後付け事故自動通報システムは国土交通大臣が選定したものに限る。
7. 問い合わせ先
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